春田康吏アーカイブス

在宅勤務をしている医療的ケアが必要な重度身体障害者のブログです。

2010年02月

僕は、自閉症というものが腑に落ちるまで2年くらいかかりました。
周りにそういう人もいないし、
集中講義を受ければ、もっと短期間でいけたのかもしれませんが、
「あの人は、自閉症ですか?」
「いいえ。あの人に自閉症の特性は見られません」みたいなやりとりをして、少しずつ覚えていきました。

もちろん、今でも完全に理解しているとは言い難いです。
高機能、アスペルガーとかもありますし、幅も広くなっていますので、ますます難解です。

ぼくうみの自主上映だけでは、やはり本当に理解してもらえるのかと言うと、極めて怪しいです。
それでも、まあ、ああいう人がいるんだな程度でもいいと思います。
みんなそういう意図でやっていると思いますし。

自主上映の協力者の中でも、よく知らない。最初の明日美ちゃんのような捉え方をしている人もいました。
原作本も読んでもらって、映画も観てもらって、自閉症診断も教えて、
よし、理解してもらえた。と思っていたのですが、
あるとき、僕から見たら、特に自閉の特性は見られない人について、
あの人、自閉症だと思ってた。と言われて、あぁ、そうなのか……。と思いました。
軽いショックでしたが、
こういうのに皆さん苦労されてるんですよね。

僕も腑に落ちるまで結構時間かかりましたし、
知らないことは悪いことではない。とは思います。

でも、自閉症啓発・理解の難しさは感じました。
上手く言わないと、怒ったように聞こえますし。

僕自身は、これから自閉症から遠のいていくのかもしれませんが、

間違った考えをしている人には、やんわりと訂正していきたいですし、

ぼくうみっていう、いい映画があったよってことも伝えていきたいですし、

困っている人がいれば、とよいちってところも紹介していきたいとは思っています。

何かを求められれば、協力もします。
代表とか主導権握るのは、当面やる気が起きないんですけど、
協力依頼があれば、僕はどんなことでも出来る範囲で協力するでしょう。

今まであまり意識してこなかったし、まだまだ検証の余地があると思っているのですが、

ふだんから、主に高齢者の方の介護をしている人と、
高齢者以外、自分みたいな障害者の介護を主としている人では、微妙に違うのかな。と思っている。
声かけであったり、やり方であったり。

まあほとんど同じでしょうし、
具体的なことを書けと言われると、まだ困るレベルですが、

僕は、別形態ではあるものの、両方の人から受けるようになっています。
意識しすぎかもしれないし、その人・その事業所自身の特性があるのかもしれないけど、
微妙に違うなとは思っています。

あくまで僕の経験上、思うことであって、文句とかでもないのですが、
その一つとして、
高齢者系の人は、真剣にこちらの話を聞くという姿勢は若干劣る気がします。
こちらが何か言っても、聴き取れていないのに(こちらは分かる)、分かったような態度、あぁ、はい……的な態度をされる方が多い。

障害者系の人は、こちらが言ったことに対して聴き取れなければ、
前述のようなあいまいな態度は取らない。
分からなければ、「分からない」という態度で、何度でも聴いてくるし、いろいろ工夫してくれる。

個人的には、やはり聴き取れていないのに聴き取れたような態度をされるのは分かるので、
後者の対応の方が、気持ち的には楽。

前者の場合だと、次、話すのも何となく話しづらい。
ガツンと当たっていけばいいとは思うが、もともと自分はコミュニケーション下手なので、
そこは何とかしなきゃと常々思っている。


この高齢者と障害者の違いを確信に近くさせてくれたのは、
介護福祉士の試験を勉強している人の、
「高齢者の問題も出てくるから、障害者とちょっと違うんですよね」という言葉から。

去年は、サクサクと批判を含めて書いたのですが、
今年は書いていません。
2つの理由があります。

1つ目は、状況は全く違うものの、運営側の苦しみを僕自身が十分に知ってしまったからです。
よって、去年のようにサクサクと言うことができません。
パソコントラブルがありましたが、大変だなあ。と、かなり同情してしまいました。
去年だったら、リスクマネジメントがなってないとかなんとか偉そうに言っていたことでしょう。

そして、2つ目が一番大きいのですが、
あまりにも衝撃で落ち込み気味だからです。
午前中は観ていないのですが、冊子をもらいました。
翌日にそれを読んでいたのですが、どうしても自分と重ね合わせてしまい、
なにやってんだろ。おれ・・・。と思ってしまいました。
障害があってもやりたいことを工夫して楽しくやって、
それが300人くらいの聴衆の前で発表されて、すげえなぁ。と思われるんですよ。
実際に観たわけではないので、観たら観たで違った感想を持つのかもしれませんが、
ロゴ製作者には、表彰式もあったと聞くし。

誤解してほしくないのですが、別にみんなの前で自分がやってきたことを発表してほしいとか、表彰してほしいとか、
そういうことではないのです。
そういう恥ずかしいのはあまり好きではありません。

でもなんか、あんまり僕自身は評価されてないな。と思うのです。
それを思うと、この1週間、ふとした瞬間に涙がぽろぽろ出てきます。

恩を売るつもりは無いし、見返りを期待して行動していたとかはありません。
手伝ってもらった方には、心から感謝しています。本当に。

でも僕に近ければ近い人ほど、あまり良くは思ってないだろう。という思いがあります。
そんな成功させるためには、責任ある者として、いろいろ言わなきゃいけないのは当たり前じゃないですか。
こっちは、最悪の事態を想定して動いていたのに、
ほとんど何もやってない的な、お飾りみたいに思われて、
結局、当日に実際に体動かして準備した人が注目と感謝されるんですよ。

で、最後らへんに不満とか言っていたら、逆に「あの人はこうで、この人はこうで」とそれぞれの事情を言われました。
それを言われると胸が痛いんですけど、
僕だって、求職活動とか中止して打ち込んできたし、
1日中寝込んだこともあったし悪夢も見たし……。

みなさんには帰っていく場所があるのかもしれませんが、
僕には無いです。
学校卒業してから、人間関係が一気に減って寂しくしています。
昔は、結構いろんな人に話しかけられていたのですが、
最近は、なんか人間的魅力が落ちたのかなあ。と思う時があります。

でもま、素晴らしい人たちなので、
あえて、崖から突き落としてうんぬん。ということなのかもしれませんが。

一番言っちゃいけないことだと思っていたので黙っていたのですが、
あれだけ苦労したんだから、もうちょっと何かあってもいいと思うんです。
見返りを期待してる発言です。。。

今度は、はるたが個人的に困っていることの力になります。とでもと。。。

100%道楽でやってるとは思ってほしくないです。
道楽ならどっかに行くか、DVDでも購入して勝手に楽しくやります。

そんなようなことを優しい人に話してたら、
僕は、はるたさん、すごいと思ってましたけど、野村再生工場 ――叱り方、褒め方、教え方 (角川oneテーマ21 A 86)に、頑張って褒められるうちは二流、一流は批判されるって書いてありましたよ。はるたさんも一流になったんじゃないですか。って言われました。
まあ、みつははさんからもいつも励まされてばかりだし、
ごくごく一部の人からは、良く言われるので、それでいいのかな。とも思うんですけど。

自分の人生で、1位2位を争うほど頑張った割には、
あまり評価されていないと思う日々です。

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初めてとよいちに行ったとき、途中で連れてってもらったなあ。
また行きたいな。
てか、ラーメン食べたい。

興味ある人いたら連絡下さい。

表題のとおりです。
まあボランティアなので、辞任も卒業も無いと思いますが、
そろそろいいのかな。と思い、卒業を申し出て受理されました。

2005年の工事前から見てきたので、いろいろと思うことはあるのですが、
いい夢を見させてもらったような気がします。

楽しかったです。

とよいち自体は、まだまだ続きます。

とよいちの娘さんにお会いしましたので、
ぼくうみ上映会で発生した利益50987円を、全額とよいちに寄付しました。

とよいちでは、このお金で業務用ガスコンロを購入して頂けました。

これにて、とよいちで「ぼくうみ」を上映する会のすべての業務が終了しました。

おしまい。また、こんど。

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