おすすめ度 ★★☆☆☆



読む時期を間違えたのか、何かついていけなかった。

高校生の会話に。

中学生でも通るような会話とも思えるんだけど、

やはりこれは、高校生の会話なんだろうか。



そう思っていたら、自分は“高校のときの友達”というのがいないということに気がついた。

だから分からないんじゃないか。とも思った。

“失われた3年間”

そんな言葉も浮かんできて、ややブルーに。

逆に、他では得られない得たものって何だろうと考えてみたけど、

具体的に答えが見つからなかった。



小説の内容にしても、ただ歩くだけというのがどうも読んでいて疲れる。

それは、作者の思うツボなのかもしれないけど、

案外、僕自身が高校生のときに読んでいればどういう感想を持ったのだろうかと思う。



残念ながら、僕が高校生のとき、この本は生まれていない。



しかし歩くということだけで、これだけの長編、会話パターン、エピソードを織り交ぜることができる作者はすごいと思う。

夜のピクニック (新潮文庫)高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために―。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。



夜のピクニック(スマイルBEST)全校生徒1000人で、24時間かけて80キロを歩く伝統行事「歩行祭」。今年で最後の歩行祭を迎える貴子は、この特別な日に一度も話した事のないクラスメイト・融に話しかけるという賭けをしていた。そんな簡単なことができない、親友にも言えない秘密が2人にはあった。秘密の賭けを胸に秘め、彼女の最後の歩行祭が始まる…。第2回本屋大賞を受賞した恩田陸の小説を映画化!多部未華子、石田卓也ほか出演。