おすすめ度 ★★★☆☆



村上春樹、唯一の現実的な話。

何でこのような物語を書いたのかは、知りませんが…。

冒頭部分、非常に描写が細かく読みにくかった。

ただ、その後はスルスルと読めた。

官能的な部分が多すぎる・死ぬ人が多いなどと聞いていたが、僕はそうは感じなかった。

ただ、共感できる人物があまりいなかったのが残念。

特に直子に関しては、よく分からない…。

レイコさんとも何で主人公は関係を持ってしまったのか…「?」

しかし、シーンごとに気に入っている部分はいくつかある。

特に、緑の父と主人公の場面がすごく気に入った。

病室で、キュウリに海苔を巻いて、しょうゆをつけて食べるんですよ。

「キウリ」っていう表現が気になったけど…

ノルウェイの森〈上〉いい尽くされた言葉より 心に残る この物語を……

この小説はこれまでに僕が1度も書かなかった種類の小説です。そしてどうしても1度書きたかった種類の小説です。これは恋愛小説です。ひどく古ぼけた呼び名だと思うけれど、それ以外にうまい言葉が思いつけないのです。激しくて、物静かで、哀しい、100パーセントの恋愛小説です。――村上春樹



ノルウェイの森〈下〉静かに、そして激しく 哀しみの余韻 再び……

彼らの求めたものの多くは既に失われてしまっていた。もうそこから進むこともできず、戻ることもできない、暗い森の奥に永遠に……。限りない喪失と再生を描く今いちばん激しい100パーセントの恋愛小説。