読む前から期待はしていなかったが、
その少ない期待以下でもあった。
調査年が2004年頃と支援費制度前後のことということが関係している。
よって、これから自立生活を考えている障害者の役には立たない。
障害者福祉の制度や時代背景を知るのには役に立つ。
意外と、周りとの関係が少ない人だったり、
相談ごとはあまり他人にはしないという言葉が目立った。

自立は、依存先を増やすこと
http://www.tokyo-jinken.or.jp/jyoho/56/jyoho56_interview.htm


熊谷先生はこう言ったのだが、
それとは真逆だった。
この本が役に立たないということは、
裏を返せば、変わってきているということでもある。
障害者福祉が進歩しているのか。
はたまた、後退しているのか。