正体不明、明らかに年下。なのに「お兄ちゃん」!?結婚を控えた私の前に現れた謎の青年。その正体と目的は?人生で一番大切なことを教えてくれる、ウェディング・ストーリー。
瀬尾まいこ、初読了。
前半、「おにいさん」に対して不気味さや違和感があったが、少しずつなじんでいく気がした。
それはもしかすると、主人公の気持ちを追体験していたのかもしれない。
ただ、どういう存在で「おにいさん」になったかの種明かしがされると、ちょっと無理があるんじゃないかとは思った。
あと、こういう「結婚」もいいなと思う。
思い描いたように生きなくたっていい。
つらいのなら他の道を進んだっていいんだ。自分が幸せだと感じられることが一番なんだから
そう思えること、そう思われることは、とても素敵なことだと思う。
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