気管切開してからというもの、Y字ガーゼの交換時には、必ず消毒をしていた。
ガーゼ交換しない日はないので、毎日である。
それが今は消毒をしないのが常識だと言う。5、6年前からそうなってるらしい。
まだやってるの?と言われた。
ある機関が調べた結果、やってもいいけどやってもやらなくても同じらしい。
そもそもイソジン消毒自体、手術のときくらいしかしないとか。

僕の18年の消毒時間を返せと言いたい。(笑)

あとY字ガーゼ自体も、しなくてもいいらしい。
僕は、ガーゼをしっかり入れて周りを塞いだ方が声が出やすいので、なしには今のところしないつもり。
これは気管切開の友人も同意してくれたので、あながち間違いではないのだろう。

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話は変わって、車いすのシーティングについて悩んでいた。
クッションが劣化してから新しいものに変えたのだが、なかなかどこをどういう感じで調整すればいいか分からないのだ。
前に何となくフィットしたときが奇跡のようであった。
4月から車いす経験があるPTさんが来てくれたので、(PTでも車いすについて知ってる人、知らない人で分かれるとか)
いろいろと聞いてみて、どうすればいいのか基本的なことはつかめた。
ただシーティングは奥が深く、かなり専門的知識が必要らしい。
突き詰めると、それは「職人」だそうだ。
次、車いすを作るときは、最高のチームで最高の車いすを作りたいものである。
シーティングを良くすることで、座位時間も伸びるし、疲れも軽減されるし、
生活に幅ができ、可能性が広がると思う。
ただそこまで行き着くのはなかなか難しい。
自分の感覚だけで試行錯誤やっていると、疲れ果ててしまった。

ただ今の車いすでも、2011年に新しくしてから座っていられる時間は伸びた。

お世話になっている福祉用具相談員さんと話していたら、
昔は、背中に石膏を当てて型を取ったら一番いい車いすができると言われていました。
ただそれでは身動きが取れないし蒸れたりするので、今は余裕を持たせるようにして測ったりして作ります。と言っていた。

そうなのだ。僕は子どもの頃、一度、苦労して石膏を流して型を取って作ったことがあるのである。
東海3県くらいの人なら誰でも知っているコロニーで。
結果は、聞いたとおり身動きが取れなくて、何もできなかった。
はまってるだけ。
僕も親もおかしいと思って、すぐにやめた。

今の僕なら、型を取る段階で「いや、ちょっと違うと思う」と指摘できるのだが。

時代が変われば常識も変わる。
昔の常識、今の非常識。
今日の常識、明日の非常識。