対談
元気を出す方法 〜学校から、家族から、地域社会から〜
スポーツ&音楽ライター 玉木 正之
作家 乙武 洋匡
乙武さんは震災当初「僕が行っても、迷惑をかけるだけ」とボランティアに加われないもどかしさを感じていました。しかし「前向きに生きるための手伝いならできる」と現地に赴き、一生懸命な姿を見せ、人々を励ましました。また、玉木さんは武道とスポーツによる石巻の復興プロジェクトに参加し、東北再生に力を注いでいます。困難や苦しみに直面した時、あきらめずに元気を取り戻すにはどうすべきか考えます。
6月1日(金) 夕5:00〜6:30
各回 2,730円 (会員2,520円) ※6回通し12,600円 (入会金不要)


中日ビルは、栄駅と直結でした。
中日文化センターで受け付けをして、上の中日パレスというところ。
結婚式場みたいなシャンデリアが下がってる豪華な会場でした。
震災に関することが中心でした。
人ごとではないことは確かですが、東京に住む人(乙武さんら)と西日本に住む僕とは温度差があるなというのは感じました。

・原発に関しては、正確な情報を出してほしい(本当に夏になると電力が足らなくなるのかなど)
・今の政治家は、PR下手。
・賛成派、反対派だけで集まるのではなく、双方が集まって話し合ってみてほしい。
・心の回復は個人差があるということを覚えていてほしい。


以上のようなことが印象に残りました。
乙武さんは、やたらと障害があっても、のほほんと明るく暮らしてます。とか、
自分に障害があることを感じたことがない。というようなことをおっしゃっていたけど、そこは別に強調しなくてもなぁというのは思った。
「社会が障害を決める」のだとしたら日本という社会では、乙武さんの障害は障害ではないのかもしれない。
過度に暗くなる必要もないし、権利を振りかざさなくてもいいけど、自分の性格だけでカバーできるものでもないと思うんだよね。
帰りに、変なちゃらい感じのお兄ちゃんに、「乙武さん?乙武さんですよね?」って言われた…。
ぼく、手足ありますけど…。
あんなにオーラないはずですけど。
質疑応答で、おばさんが、乙武さんは障害者じゃなくて健常者に目が向いてるというのがよく分かりました。と言ってたのがクスッと笑えた。
しかし、おばさんというのは質問タイムと言ってるのに、ベラベラ自分の話をするから呆れる。
電車を待ってる間、駅員さんが、黄色い線かすれてきちゃったんですよね。とつぶやいていた。いいのか、それで。