身体障害者界隈では、その少女漫画ぶりに、とてもとても人前で読めない。
恥ずかしくて買えないという話を聞いたりもするのですが、
わりと30過ぎても少女漫画は普通に読んでいます。
むしろ、エロ漫画の方が読みにくいです。
その流れで、パーフェクトワールドも中古本で遅れて読んでいます。

1巻、2巻と特別引っかかる箇所はなかったのですが、
3巻にして、おや?と思う箇所が。

1. 主人公の鮎川 樹が入院するが、ヘルパーである長沢がずっと付き添っている。
付き添うこと自体は問題ないけれど、
これってヘルパー業務としても、たとえ訪問看護業務としても、
病院にいる以上、請求できないよね。お金はもらえないよね。
鮎川は自費を出してるのか、長沢の好意によってボランティアなのかと思いました。

2. 摘便について
恋人である川奈がいきなり摘便やろうとしたり、摘便の話を友達にしたあとに、介護の資格を取ろうかなと言い出すのは、疑問。
なぜなら摘便は医療行為で、ヘルパーはしないから。
長沢は元看護師だからボランティアとしてできる。

この2点が少し引っかかった3巻でした。
しかしこういう突っ込みってナンセンスなんだろうな。 と思ったりもしますが、
どうも気になってしまいます。

ちなみに、川奈は可愛いですが依存関係になりやすそうな雰囲気があり、
結婚するなら長沢の方がいいかなと個人的には思います。
ましてや向こうから好きになってくれてるなら。

あとこの漫画、通常の巻とは別に、話数ごとに電子書籍としてバラ売りされているのが、
どうも紛らわしいです。