春田康吏の資料室

ある重度身体障害者の記録と各種資料

タグ:五木寛之

どんなにめちゃくちゃになっても、
生きてさえすればそれでいいと思う


<性交を終えたる後すべての生物は哀し>
目標があってそれを追いかけた人間が何かをやり遂げる。
やり遂げると同時に、悲哀が訪れるんだ。
だから、すべての生物は哀しい。
四季・布由子(上) (集英社文庫)
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今年読んだ本は、約60冊でした。

1週間に1冊程度ですね。

雑誌も読んでいるので、読書量的にはもう少し多いかもしれません。



でも正直言って、まだまだです。1週間に2.3冊いければいいのですが。。。

読みたい本が次々と出てくるので。



では、今年2009年に印象に残った本を挙げてみます。

出版年は関係ありません。出てくる順番も特に意味は無いです。

ちなみに、僕が言う本というのは、雑誌以外のすべてのものです。

小説、ビジネス書、漫画、写真集。



前置きが長くなりましたが、



いまを生きるちから (角川文庫)

マイナスな感情、ネガティブ思考は悪なのか? そういった本。

引き寄せの法則が流行っている。それ自体に反論するつもりはないが、

どうも100%ポジティブでいこう。という風潮には疑問を感じていた。



負の感情を体験して分かるからこそ、正の感情がよく分かる。

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半島を出よ (上)

村上龍氏の綿密な取材力ということもあろうが、想像力に驚いている。

夢中で読んだ。

こういう物騒な小説は普段は読まないが、一気に世界に引き込まれた。

下では、少し夢中度は落ちたけど。

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町長選挙

「物事、死人が出なきゃ成功なのだ」

究極の言葉だと思った。と同時に、そういう考え方があるのかと思い、

気持ちが楽になった。

読者自身が、伊良部医師に癒される。ということは十分にあるのかもしれない。

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おさんぽいってもいいよぉー―自閉症児ヒロキと歩んだ十五年

当事者手記というのは、中学・高校時代に良いと思ったものに出会わなかったためか抵抗感があります。

よって、まず読むことはありません。

この本をどうして読んだかということについては割愛するとして、

山下氏は父親であり、脚本家ということもあってか、さらっと書いていて読んでいてさわやかでした。

あとがきは、うるっときました。

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坂の上の雲〈8〉 (文春文庫)

ようやく完結させました。何巻にもわたる小説は読んだことがなかったので、

途中苦しさも感じましたが、読んで良かったです。

ビジネス書としても読めるのではないでしょうか。

大変な時は、自分と重ね合わせてみたりもしました。

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白夜行 (集英社文庫)

東野 圭吾氏は、今でこそ売れっ子作家になってるけど、

昔はそうではなかったと思う。

なので、僕の評価は低かった。

この本も、ドラマ版「白夜行」の綾瀬はるかの表紙目当てで買ったようなもの。

でも、やられましたね。

東野氏、こんなにすごかったか!?って。

こういう絶妙な書き方の小説は初めて読んだかもしれません。

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筆談ホステス

初めて知ったときは、衝撃的でした。

著者の考え方に賛同できるし、自分と障害は違うんだけど同じ年だし、

会ってお話してみたい、つながりがほしい。と思った。

客とかではなく、普通に人として。

どう考えても無理っぽいけど、連絡先知ってる人がいたら教えてください。



しかし、筆談っていうのも、有用なコミュニケーションツールなのかな。と思っている。

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3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

フィクションなんですけど、人ってこんなに、あったかいのか。

やさしいのか。と思って、ぐっと胸にきた。

ときに、厳しさが優しさっていうこともあると思うんですけど、

とてもいい作品に出会えたような気がします。

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【総論】

いわゆるベストセラー1Q84 BOOK 1などは、圏外になってしまいました。

本も、読んだ時期や自分の置かれてる状況によって、良いと思ったり思わなかったりすると思います。

たくさん読んだ割には、感銘する確率というのも少ないのかもしれません。



でも、本が好きなのでこれからも読んでいくことでしょう。

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皆さんはメーテルリンクの童話『青い鳥』をご存じのことと思います。

主人公が幸せの象徴である「青い鳥」を探して、いろいろな国に行くのですが、

結局、青い鳥は自分たちの最も身近な家の鳥かごの中にいたというお話です。運の達人1000人に学ぶ今日の秘訣 [まぐまぐ!]


書名は忘れたが、五木寛之氏のエッセイで、五木氏は「青い鳥」の話をきちんと読みたくて、子ども向けの本を購入したとのこと。

鳥を見つけるまでは大抵の人は知っていると思うが、

話には実は、続きがある。



青い鳥を見つけて、その鳥をかごから出して手に取ろうとしたとき、

鳥は逃げて、瞬く間に消えてしまったと。



幸せに気づいたときは、もう遅いとか、

どう解釈するのかは人それぞれだと思うが、意味深だなと。



五木氏は書いていた。

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林住期第三の人生をどう生きるのか?50歳で考えるのでは遅い!!人は何の為に生きるのか?働く為ではない。子供を育てる為ではない。家庭を維持する為ではない。人は何の為に生まれてきたのか?一生の中で、一体、どの時期が人の絶頂期といえるのだろうか。古代インドのバラモン教の思想にある『林住期』。それは人生の終わりの日々ではなく、その時期を人生の最も重要な時期と捉えるのがこの本である。



おすすめ度 ★★★☆☆



<レビュー>

五木さんの本は、あまり読んだことがありませんが、

22歳で読むのには早いかな。と思いつつ、読んでみました。

文字も大きく、行間も広く、大変読みやすい本です。

別に、林住期の人が読まなくてもいいそうです。若者でも。

ところどころ出てくる偉人たちの言葉の引用が、良いです。



この本に書かれていることを実践するのには、

著者の五木さん自身も、現実的にはなかなか難しいとか、お叱りをうけるだろうと書かれていますが、

この本の通りに林住期を過ごせたら、かなり幸せではないでしょうか。

生き方の一つの提案みたいな感じな本だと思いました。



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