春田康吏の資料室

ある重度身体障害者の記録と各種資料

タグ:恋愛小説

おすすめ度 ★★★★★



何となく、間宮兄弟に共感してしまった自分はとても痛い。

兄弟愛ではなく、モテない部分に……

ずっと読んでて、兄弟には知的障害があるのでは?と思ったが、

どうでもいいことなのかもしれない。

変に見える兄弟だが、誰もが共感できる部分が一つはあるように思える。不思議な小説だ。

時間は、穏やかに流れていく。

普通に幸せに趣味に没頭して、恋愛作戦ではあるが友人をお招きして……

しかし結局、兄弟に恋人が出来るわけでもなく、物語は終わっていく。

でも何かイイ小説。



間宮兄弟 (小学館文庫)
江國 香織
小学館
売り上げランキング: 182,577




もてなくとも幸福に生きる兄弟の日常の物語



女性にふられると兄はビールを飲み、弟は新幹線を見に行く。そんな間宮兄弟は人生を楽しむ術を知っている。江國香織がもてない男性の日常を描いて話題になり、森田芳光監督の映画化も大ヒットした小説の待望の文庫化。

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ららのいた夏 (集英社文庫)
川上 健一
集英社
売り上げランキング: 390,736




おすすめ度 ★★★★★



純愛に弱いんでしょうか。

もう何年も前に読んだ本だけど、すごく感動したことを覚えている。

タイトルが過去形ってことはラストは分かりそうなものの、当時の僕は思いがけない展開に号泣…。

というのは嘘ですが、グッッとくるものがありました。

純愛で勝負するなら、爆発的に売れている世界の何とかで何とかを叫ぶよりも絶対こっちの方が良いと思う。

ありがちなパターンと言えばパターンですが、ヒロイン・坂本ららは、すごく爽やかでかわいい。

文章だけでここまで書けるかって感じです。

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