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Tag:障害者雇用

※この記事は、2011年に書かれたものの加筆修正版です。

はじめに
いつ契約解除されるか分からない、仕事が無くなるかもしれない。というちょっとした不安はあるのですが、
そろそろ、在宅勤務を始めた経緯について書いてみたいと思います。

大学卒業後の進路
2008年3月に、日本福祉大学通信教育部を卒業しました。
それまでの経緯については、「とりあえず、学校というものが終わって思うこと」をお読みください。

予定通りに事が進んでいたので、2007年春頃から、卒業後の進路について考えていました。
漠然と思ったのは、「仕事がしたい。学校としての勉強は終わりにしたい」ということでした。
そして、どうすれば仕事ができるのか。
いろんな人に話を聞いて事例を集めようと思いました。

人に話を聞いたのは意味がなかった
周りの人、ほとんどに話を聞きました。
わざわざ1対1で会って、話を聞いたりということもしました。
話をしてくれた人には感謝しているのですが、
正直、有益な情報はあまり得られませんでした。
むしろ、厳しいことを言われたことの方が多かったです。

「春田くんの言う仕事とは、どういうことなのか。job? work?」
「このご時世、仕事をもらうなんて、そんな並大抵のことじゃない」
「もっと技術をつけないと!」
「親(自営)に頼ることも必要」

ごもっともな意見だと思いましたが、特別ピンときたことはありませんでした。
それから、もう何をするにせよ、
自分で考えて自分なりの道を進むしかないな。と思いました。

事務職員さんとの再会
しかしそのまま、特に何も決まらないまま、2008年を迎えてしまいました。
卒業式の数ヶ月前、たまたま日本福祉大学関係者のSNSサイト「fuxi」で、
入学したときにお世話になっていた事務員の方とやりとりする機会がありました。
今は、学生の就活支援の仕事をやっておられるということで、
何かあれば相談に乗るよ。ということでした。

僕は、長文で、思いをその事務員さんにぶつけました。

そして、基本的に障害学生もやることは同じ。ということを教わりました。

求職プロフの作成
とりあえず、求職プロフィールを作ってみてと言われて作りました。
文章表現など、何度も添削をしてくださりました。
就活のサイトを参考にしたりもしました。
ゆっくり進めていたので、その年の秋頃に出来上がりました。

あとは、これを発信するだけだけど、
やみくもに発信してもいけないから注意するようにということでした。

僕は早速、リストアップしていた企業やNPOなどにメールを送り始めました。
その企業やNPOでは、
具体的にどのようなことができるのかプラスアルファも書いて送ったりもしました。

結果は……。
良くて、丁寧なお断りの返事が来ればいい方でした。

無視されるというのが、一番つらかったです。
しかもほとんど。
障害者雇用を声高に叫んでいるところでさえ、無視されたこともありました。
それは企業、NPO問わず。

これについては、社会の厳しさを教えられたような気もします。
未だに理解できない部分もあるけど、ご縁がなかったのでしょう。

いったん、求職活動を止めることにした
そして、2009年になります。
2009年は、求職活動をお休みにして、
とよいちで「ぼくうみ」を上映する会の運営に力を注ぎました。
いったん離れて、こちらに力を注げたということは案外良かったかもしれないと、
あとから思いました。

ただ、全く何もしていなかったということはなくて、
知多地域障がい者就業・生活支援センター『ワーク』の人に会って話を聞いてもらったり、
前述のネットで発信しているものをベースに、
簡易版チラシを印刷して宣伝してもらったりしました。

福祉職の人が仕事を斡旋してくれることはない
ワークは、仕事を探してくれる機関ではありません。
対象としている障害種別もちょっと違うかなという感じだったので、
話は聞いてくれる感じでしたが特別な進展はありませんでした。(批判しているわけではありません)

簡易版チラシは、相談支援の人が保健センターや社協の掲示板に貼ってくれたりしました。
これは大きくてありがたいことです。
普通、相談支援の人は仕事に関するお手伝いはしてくれません。

初めての仕事
ぼくうみ上映会が終わって一息ついたころ、
保健センターの掲示板を見たという薬局の社長さんから、
ホームページを作ってくれないかと問い合わせがありました。
ずっと何もなかったので、まさかという感じでした。
半信半疑でしたが、しばらくメールでやりとりを続けて、
本当だということが分かりました。

そして作ったのが、

えむわん薬局
http://www.emuwan.com/
でした。

ホームページ制作経験は乏しかったのですが、全力で作りました。
ネット上でやりとりさせてもらっていた本職のウェブデザイナーさんに、
少し聞いたりして無料でアドバイスもいただきました。
感謝です。

えむわん薬局の社長さんからは、他にもできる仕事はあるよ。とおっしゃっていただきました。
他の仕事もというときに就職が決まったので、ストップしてしまいましたが、
このご縁をこれからも大切にしていきたいと思います。

駄目もとの大切さ
えむわん薬局のホームページ制作が終わったらまた仕事が無くなるので、
求職プロフィールの発信は続けていました。
あるとき、大学在籍当時、お世話になった先生のブログで、
教材の作成やチェックをする人を探しているという記事を見かけました。
勤務地は美浜と書いてありましたが、駄目もとでメールしてみました。
在宅でできないかと。

これまで通り、普通に断られると思っていました。
しかし、具体的にどのようなことができるのか。というような今までにはなかった新しい返事が、
担当の方から返ってきました。
試しに、この作業が何分でできるのか。というようなこともやってみました。

話は、とんとん拍子に進みます。
実際の業務は大学ではなく、
関連会社の株式会社エヌ・エフ・ユーが行っているということでした。
会社で会議をして、担当の方が訪問してもらえることになりました。

そこで、会社としても障害者雇用をしていきたいので、
ハローワークを通してもらえないかと言われました。

自宅面接
会社の担当の方(障害者雇用担当と実際の業務担当)2名に会いました。
何度か働く意志があるか確認されました。
今思えば、あれは面接だったのかもしれません。
僕は、普通に素直にいつもの感じで答えてました。
もちろん働く意志はあるけど、
初めてのことなので体調によりけりということを。

そして、ハローワークを通してもらえないかと言われたことで、
今まで(えむわん薬局のとき)とは違うぞ。と感じました。
でも、世の中のことをあまり知らなかったので、
面倒だなぁと思いつつ進めることにしました。
今思えば、贅沢極まりありません。

初めてのハローワーク
ハローワークを通すことで、
会社の方は、知多地域障がい者就業・生活支援センター『ワーク』に相談していました。
在宅勤務の障害者雇用はこれからというような感じだったので、
多少の不安のようなものはあったようでした。

それで手続きをするために僕自身が、
ハローワークに行って手続きをしなければいけないということになりました。
わざわざ行くのも嫌だな。と何となく思っていたら、
ハローワークの担当者が直接自宅訪問してくれることになりました。

本来、ハローワークが仕事を紹介→就職という形なので順番が逆です。
そこはあまり強調せずに、みんなで進めていきました。

ハローワークの担当の方は、以前は普通の会社で営業をしていたので、
自宅訪問することは個人的には苦ではない。
来れないのだったら、行くわというスタンスだったそうです。
しかし、自宅訪問するということを同僚に話したら、
「なんで???」と言われたそうです。
そういうところも、民間とお役所の違いなのかもしれません。

れっきとした就職です。
それで自宅で手続きをしている最中、
いろいろ障害者雇用制度について説明されて、
在宅勤務で就職するのは、この刈谷管轄内ではあなたが初めて。
もちろんそういう求人票もありません。
現状、そういう在宅勤務のことを会社に言うと、
「はぁ?意味が分からない」そういうレベルです。と言われました。

それで、
「ハローワークを通してるので、れっきとした就職です。おめでとうございます」と言われました。

奇跡は起こる。ときどきだけどね。
ここで、なんかすんごいことが起きているということに気がつきました。
気づくの遅っ!
幸運ってそういうものなのでしょうか。

それから、会社の方と雇用契約を結びました。
雇用契約を結んでから、
きちんとした履歴書を出してくれという何とも滑稽なこともしました。
有給休暇もあります。

3か月は、トライアル雇用期間というものでした。
具体的な制度内容については各自調べて下さい。
それも無事終了。

仕事内容は今のところ、オンデマンド教材のチェック(校正作業)を中心に、
福祉用具カタログの電子化をたまにやらせてもらっています。

これだけで食べてはいけないし、
税金を払えるほど稼いでいませんが、とても満足しています。
自分で稼いだお金で、物が買えたり寄付ができたりすると、
すごくうれしいです。

さらに、障害者年金と少しの貯金を合わせれば、
経済的に自力でやっていけるかな。と思っています。


関連記事:


愛光園は、障がい当事者同士のつながりは、あんまり重視していないのかなぁとずっと思ってたけど、
今回参加してみて、なかなかいい取り組みだと思った。
というか、こういう場を求めていたかも。
今後も機会があれば参加していきたいな。
















2012年03月24日

そのほか

大府西ICにタッチ!(15:22)


そのほか

大高料金所にタッチ!(15:21)


ジャンクション

半田中央ジャンクションにタッチ!(15:11)


そのほか

半田市市民交流センターにタッチ!(15:00)


オトナ(女)

知多娘にタッチ!(14:59)


ショッピングモール

クラシティ半田にタッチ!(12:24)


そのほか

半田ICにタッチ!(12:01)


そのほか

大府西ICにタッチ!(11:50)


(就職している) 障がいのあるご本人のみなさんへ

企業で働いている障がいのある本人の方が、安心して職場に働き続けるために
研修会と交流会を行います。障がいをお持ちのみなさんのご参加をお待ちしています!

平成24年3月24日(土)
10:30-15:00
AMは当事者の方の発表、常滑社協スタッフから金銭管理について
PMは当事者の方でグループ討議 障がい種別でグループに。
AMのみ、PMのみのご参加でも結構です。

クラシティ半田3階半田市市民交流センター

参加費 無料

(参加申し込み)
知多地域障がい者就業・生活支援センター『ワーク』
筍娃毅僑押複械粥烹僑僑僑
Fax 〃 (34)6618
E-mail work@aikouen.jp(ワーク全体)
ホームページ:http://www15.ocn.ne.jp/~life1997/gaiyou/work/wark00.htm
CCF20120310_0000
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主な勤務をさせてもらっているところから、ブログの記事を書けというお達しが出たので、
何でもOKとのことだったので書きました。

idlablog » はじめまして。春田です

また定期的に登場します。
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障害者の就労支援に取り組む社会福祉法人プロップ・ステーション(神戸市、竹中ナミ理事長)は日清製粉などと組んで、パティシエ(菓子職人)を目指す知的障害者らに技術指導する講座を開く。6月から11月まで神戸市、岡山市、愛知県一宮市の3都市で同時開講する。http://blog.goo.ne.jp/goemon-1555/e/c50d3c95a958b06597e55ed714c74e9e


何年か前に全然別のところで、知的障がい者をヘルパーにするという取り組みもあって、
それもどうなのかと疑問があったけど、
今回の記事のパティシエも疑問があるなぁ。

要は、適材適所、持続可能な職種・仕事なのかどうかということ。
やってみないと分からないという点では、何でもやってみればいいとは思うけど、

ヘルパーもマニュアル通り介助していればいいというわけでもないし、
パティシエも結構、頭を使わないと無理だと思うんだよね。

昨晩放送されたNHK教育テレビ「知る楽 仕事学のすすめ」に、ユニクロ(ファーストリテイリング)の会長兼社長の柳井さんが障害者雇用について語っていらっしゃいました。ユニクロ柳井社長、NHKで障害者雇用を語る - 事務局だより


柳井さん自身は、まあ大変興味深いと思ってはいます。

もう少し、気さくで明るい感じだと思っていたのですが、何か怖い人だなという印象が、あの番組を観る限りではしました。

それが強く印象に残ったくらいなのですが、



障害者を1つの場所(福祉施設とか)にまとめておくのはいけない。



というのも、もう1つの印象に残りました。

正論とは思うのですが、



じゃあ、福祉施設、作業所、特別支援学校(養護学校)などは、何のためにあるのか?

そこへ行くメリットは何なのか?



最近、そういうことを考えています。



一勝九敗 (新潮文庫)

柳井 正 新潮社 2006-04-01
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障害者就労のニュースやテレビの特集に接していたり、このサイトでも感じられることですが、

知的障害が中心になっていることがほとんどというのが気になります。

それはそれで別に良いのですが、

身体障害、特に家から出るのもなかなか大変な身体障害者は、

何だか“置き去り”にされてる感があるのです。とりあえず、ハローワークに行けと言っている


うーむ。「カンブリア宮殿」には少し期待していたが、1時間ぶっ通しで知的障害者の雇用についてでした。

うーむ。

まぁ、テレビや新聞に出るような人は、ほんの一握りの恵まれた人なんだよ。と関係者さんは言うかもしれませんが。

やはり、身体障害者の置き去り感は今のところ拭えません。



一応、期日を10月いっぱいと決めていたので、

営業活動は一旦終了して、しばらくは「とよいちで「ぼくうみ」を上映する会」にシフトチェンジしようと思います。



仕事については、今までの行動を分析&力を蓄える。

PDCAサイクルを回して、粛々とやっていくしかないです。

180px-PDCA


売り込みを送信しても、回答が返ってこないケースがほとんどです。

営利・非営利問わず。

しかし拒否回答が返ってきたら凹みますので、やはり孫子の言うところの、

負けは良くない。あってはならない。

というのは、何となく分かる気がします。



だからと言って、まだ障害者就労施設に行こう。という気持ちにはなっていません。



torahouseは、何をしてるの?

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