僕は、気管切開をしているので一般的には声が出ません。
でもかろうじて、出ることは出ます。
しかし、すべての人に聞き取りやすい声かというと、そうではなくて。

脳性まひの方の聞き取りにくい状態とは違って、
音量が極めて小さい。
そんな状態です。
そりゃ、上がってくる空気の量が減るわけですからそうなんですけど。

昔から、言葉が伝わらないもどかしさを感じる場面は多々あります。
それによって、まあいいや。とあきらめたり、
別に緊急的なことではないからと、コミュニケーションを断っている側面はあります。

前に比べたら、だいぶん成長はした方だと思いますが、

相手が聴く態度がある人ならいいのですが、
聞く態度のない人、流そうとしてる人は、一気に気持ちが冷めていきます。


話すことが、コミュニケーションの唯一の方法ではありません。
表情であったり、しぐさだったり、そういうのも重要かもしれません。

でももうちょっと、楽しくコミュニケーションがとれたらな。とは思ったりもします。

特に、外に行くと、開放されているので、
室内にいるときより格段に僕の声は、かき消されます。

外や雑踏の中で、室内のときのようにコミュニケーションとれたらなと思っています。

最近、思うのは、会話の相手が視覚に障害のある人だったら、
どうすりゃいいんだ、こりゃ……と思っています。
さっき書いた、表情も、しぐさも、意味がないものになってしまうんじゃないかと・・・・・。
すべては、音。
声ってわけで。


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