とある特別養護老人ホームの施設長が運営する掲示板に、胃瘻からの注入は違法行為、と明言されていたので反論してたら、なんだかとっても上から目線で、無茶に論破しようとしてくる。曰く、特別養護老人ホームにおいては違法性阻却されてないから違法行為だということらしい。
確かにそうかもしれないが、やたらと法令遵守を繰り返し、目の前の人を法の下の平等原則から排除するかのような物言いは、その人の当たり前の生活よりも、おかみが仰せられることばのほうが優先される姿が見える。http://daisaku613.exblog.jp/11794129/
僕は、言うまでも無く、以上の記事の筆者と同意見である。
あそこの掲示板かなぁ。と思うところはあるけど、めんどいのでいちいち調べませんが。
さて、社会全体が、法令順守・コンプライアンスと叫ぶようになったのは、おそらく2005〜6年くらいからだと思う。
確か、さまざまな企業の不祥事が相次いで、そういうことになった。
それについて、医療福祉分野の人も見習わなきゃ!みたいな、そういう流れも中にはあるかと思う。
この施設長さんは、もう法令順守意識が行きすぎた結果というか、
全員が全員とは言わないけど、やっぱ、障害者福祉と高齢者福祉って意識が違うのかなぁと思った。
その社会や制度が成熟していない場合や生活実態に即していない場合は、
みんなが暮らしやすいように、自分たちで法律を作っていくくらいの意識を持たないといけないと思うんだよね。
と、年の瀬に偉そうなことを書いてみたよ。
コメント
コメント一覧 (4)
ご紹介・ご共感いただき恐縮です。
法令遵守は当然なのですが、それによって生活に制限を受ける人がいては本末転倒だと思っています。
1/9、お会いできるかもしれませんね。
スキンヘッドにひげ面を見かけたら、見つめてください(笑)
でなければ、身体侵襲行為はあちらこちらで行われ、利用者の身体・財産及び善管注意義務違反による損害賠償も多発するのかも。
一定のルールを守る(守らせる)ためのコンプラだ。とも考えられますね。。
個別の関係性の深化は、医療者よりも適切な対応ができる可能性があることを示す一例として、捉えてもらったらと思います。
もちろん基礎的な研修は必要でしょう。
解剖のことも全く知らない状態では、やはり困ると思います。お互いに。
あとはその人のケアに、その人の体調に合わせたケアができるような関係性とそのひとにかんする「専門性」が、長い付き合いの間に出来上がっていくでしょう。
障がい児たちの親がそうであったように。
1月9日、参戦ですか。それは素晴らしい。
遠くから見つめます。(笑)
でも、バレたら、声かけてください。(笑)
kaeruさん、そうですね。
見切り発車は、いけないと思います。
利用者側の都合ばかり優先すると、kaeruさんがおっしゃったようなことが今後起きてくる可能性もあるでしょう。
支援者も利用者もハッピーになれるルール作りを、みんなでしていけるといいんじゃないかな。と思います。