欅坂46の世界観(楽曲と歌詞)が好きで、わりと聴いていました。
AKBグループの違いが分からない方は、以下が参考になります。
歌詞が好きということは、60過ぎた秋元康というおじさんを礼賛していることにもつながるのですが…
ある日、メンバーの長濱ねるちゃんという子の顔面が、どタイプだということに気がつきました。
顔が、どタイプなことって今までなかったのですが、自分にとって、ど真ん中・どストライクでした。
ねるという名前も妙に気になりました。本名だそうです。
写真集も購入しました。
表紙を飾っている雑誌も何冊かあります。
握手会に参加するという発想はなかったのですが、急に行ってみたくなりました。
ということで、欅坂46の握手会に初めて参加しました。
世間で散々言われてたり、ときどき一部の思い込みが激しいおかしな人間が事件を起こしてるのに続けられているAKB系・坂道グループのイベントです。
システムやルールがパッと見では分からないので、欅坂46のLINEグループに潜入して質問したり、参加したことある人に聞いたりしました。
www.keyakizaka46.com
このページが現れるのはイベントの前日なので、初参加の人間としては、
前回のお知らせを見たりして、傾向と対策を立てるしかありませんでした。
過去のお知らせでも、ルールがありすぎて理解するのに時間がかかりました。
書いてある方が珍しいですが、もちろん障害者のことは一切書いてありません。
ファンから「障害者専用レーン」みたいなのがあるから優先されるんじゃないですかね。と言われるまでは気づきませんでした。
しかも、「全国握手会(全握)」と「個別握手会(個握)」に分かれるのは知りませんでした。
ざっと言えば、全握は誰でも握手できる。個握は抽選。
個握の方が、人数が限定される分、推しメンと長くお話ができるそうです。
一応、抽選にも長濱ねるちゃんで応募してみましたが、普通にハズレました。(笑)
まず、限定版のCDを購入します。
そうすると、1枚、参加チケットが入っています。
これでいろいろと出来ます。
ミニライブ(ミニラ)だったり、握手会だったり、ポスター交換だったり、
それぞれで1枚消費されるので、注意しなければいけません。
すごい商売だなと思いますが、たくさんCD買う人の気持ちは分からなくはないです。
握手会については、複数枚持っていることで多くの時間、交流できるそうです。
一応、ミニラも興味があったので時間的に厳しいかなと思いつつ、2枚入手しておきました。
握手会は、ヘルパーさんは握手しないとして、
ミニラってどうなるのかな。券2枚必要?と思い、一応問い合わせフォームがあったのでメールしましたが、返事の確認は出来ませんでした。
1週間くらい前に、長濱ねるちゃんの卒業発表がありました。
ここ1ヶ月、休みがちだったのでファンの間で噂はあったようですが。
グループ卒業のニュースなんてありふれていて、今まで気にもしていなかったのですが、
これはショックでした。
卒業後が未定というのも不穏な空気で、芸能界引退となると残念でなりません。
この発表後、絶対に体調を崩せない一週間が始まってしまった。と思いました。
今年に入って既に感染症に2回もかかっていたのでいろいろと怖かったです。
何とか何事もなく当日を迎えることができました。
前日の予定発表で、時間的にミニラは途中入場になることを確認。まぁ想定内ですが、
券の必要枚数が分からなかったので、行き当たりばったり感がある当日だなと思いました。
予想通り、真ん中くらいの時間からの参加でした。
途中入場が可能かどうかもよく分かりませんでしたが、係員に聞いて聞いて、
伝え伝えに行ったら、スムーズに入場できました。
券は1枚消費で、介助者分の引き換えチケットももらえました。
これは通常ルールがそうなっているのか、途中入場だったからめんどくさくて出したのか、
よく分かりません。
介助者のパイプ椅子も出てきました。
・カップリング曲「ヒールの高さ」
・欅坂46二期生の紹介
・黒い羊
以上を聴けましたが、オタたちに圧倒されました。
今まで様々なライブに参加してきましたが、雰囲気は特殊でした。
アンコールもあるのかなと思っていましたが、ありませんでした。
一旦、全員退出させて一時間後に握手会開始でした。
同じ場所を握手会仕様に設営するのですから、運営さん、ご苦労様です。
車いすの人は、入り口で待ってもらってもどちらでもいいですよと言われました。
トイレに行きたかったので、少し外れの人がいないトイレを見つけることができました。
なんやかんや散歩したり、ポスター交換の行列を眺めていたら、
あっという間に開場時間に。
列がめっちゃ出来ていました。
拡声器の人が「いつものように……」と説明していましたが、いつもを知らんがなと笑えました。
その横から先に入るのだから申し訳ないと思いつつ、入場。
しーんとしたポートメッセなごやの展示館の中が見れるのもなかなか貴重です。
警備員がたくさん待機していました。
地元で雇われたと思われるバイトっぽいおじいさんに、カバンの中身をチェックされました。
ペットボトルのお茶は一口飲んでくれと言われ、ヘルパーが僕に渡そうとしたら、
おじいさん警備員「いや、あなたで。」
ヘルパー「え?これ、僕の飲み物じゃないから……」という奇妙なやりとりがあって、
結局、僕が飲みました。
友人から吸引器についても何か言われると聞いていましたが、特にありませんでした。
そして、それで終わりではありません。
別の人からのポータブル金属探知機のチェックがあります。
どういう状態が反応しているのかよく分からないのですが、
ヘルパーさんも僕も微妙に鳴っていました。
「うーん。ファスナーでも鳴ることがあるからなぁ。」と言われ、特に裸にされることもなく許可が出ました。
そして、レーンが25レーンもあります。
誰と握手しますか?とお兄さんに聞かれ、間違われないようにスマホで指差したら、
「長濱ねるさんですね」とはっきりした声で言われました。
障害者レーンは2つあるような感じでした。
そこに推しメンが担当レーンから来てくれるようでした。
待っている診察室に医師が駆けつけてくれるような感じです。
車いす以外の人は出されたパイプ椅子で待ちますが、全員が車いすという感じではないようでした。
障害者手帳の有無で決めているのかもしれませんが、僕に対して障害者手帳の提示は求められませんでした。拡声器に酸素マスクのフル装備で行ったから?
待っていると係員のお姉さんがやってきて、「さっき聞かれたかもしれませんが誰と握手しますか。」と聞かれました。
「あ、ねるちゃんですね」とレストランで注文を取るように紙にメモしていました。
一般の人の入場が始まり、すぐに長濱ねるちゃんのレーンに行列ができていました。
突然、係員のお姉さんから「長濱ねるさんと握手する人は並んでください」と号令がかかりました。
レーンにいた人の半分くらいは、並び始めました。
他の並ばない人が誰とするのか気にはなりましたが。
付き添いの方は、中に入るかどうか選べるような感じでしたが、
ヘルパーさんはどちらでもいいような感じだったので、ついたての外で待機でした。
近づくにつれ、ついたての向こうで行われている気配が感じられます。
どんどん進みます。結構、早いペースです。
直前に荷物を置くカゴがあって、手を上げろ(命令口調ではないけど)と言われます。
直前の人が握手してる時点で、長濱ねるちゃんの姿を拝むことができました。
それで自分の番になり、間にある長机が邪魔で手が届かないなと思っていたら、
慣れたもので、言わずとも誰かがどかしてくれて、ねるちゃんがさっと近づいて握手してくれました。
可愛すぎて、女神すぎて、意識が喪失しそうになりましたが、
ねるちゃんが営業スマイルを感じさせない営業スマイルで、何か言ってくれました。
僕の不明瞭な声で一か八か、
「最後に会えて良かったです」って言ったら、
ねる「本当にねー。ありがとうね」と返してくれました。
本当にってのがウケたけど。
ねるちゃんの手は、少しカサカサしていて働くお母さんのような手をしていました。
あらためて重労働だよな…と思いました。
終わったあとのフワフワ感は、何か薬物をやったような感じなんでしょうか。
既にもう、ねるに会いたいという中毒症状が出ています。
最初で最後、ものすごい幸運でした。
並んている一般の方は、3時間、5時間待つの当たり前と聞くので、
30分くらいで握手できた僕は申し訳ないなと思います。
障害者ずるい。障害者バッシングになったら困りますが、
普段、日常生活で苦労してるので許してくれと思います。
AKBグループの違いが分からない方は、以下が参考になります。
「AKBと他の違いがわからん」というおじさんに若手コピーライターが「桜の木を想像してください。花がパッと咲いた美しさを歌うのがAK8、その花が散る美しさを歌うのが乃木坂、その花が綺麗なのは下に死体が埋まっているからという美しさを歌うのが欅坂です」って説明してた。コピーライターすごい。 pic.twitter.com/i2Sq1R1bym— 小島 雄一郎 (@you1026) 2019年2月6日
歌詞が好きということは、60過ぎた秋元康というおじさんを礼賛していることにもつながるのですが…
ある日、メンバーの長濱ねるちゃんという子の顔面が、どタイプだということに気がつきました。
顔が、どタイプなことって今までなかったのですが、自分にとって、ど真ん中・どストライクでした。
ねるという名前も妙に気になりました。本名だそうです。
写真集も購入しました。
表紙を飾っている雑誌も何冊かあります。
握手会に参加するという発想はなかったのですが、急に行ってみたくなりました。
ということで、欅坂46の握手会に初めて参加しました。
世間で散々言われてたり、ときどき一部の思い込みが激しいおかしな人間が事件を起こしてるのに続けられているAKB系・坂道グループのイベントです。
システムやルールがパッと見では分からないので、欅坂46のLINEグループに潜入して質問したり、参加したことある人に聞いたりしました。
www.keyakizaka46.com
このページが現れるのはイベントの前日なので、初参加の人間としては、
前回のお知らせを見たりして、傾向と対策を立てるしかありませんでした。
過去のお知らせでも、ルールがありすぎて理解するのに時間がかかりました。
書いてある方が珍しいですが、もちろん障害者のことは一切書いてありません。
ファンから「障害者専用レーン」みたいなのがあるから優先されるんじゃないですかね。と言われるまでは気づきませんでした。
しかも、「全国握手会(全握)」と「個別握手会(個握)」に分かれるのは知りませんでした。
ざっと言えば、全握は誰でも握手できる。個握は抽選。
個握の方が、人数が限定される分、推しメンと長くお話ができるそうです。
一応、抽選にも長濱ねるちゃんで応募してみましたが、普通にハズレました。(笑)
全国握手会の参加方法
まず、限定版のCDを購入します。
そうすると、1枚、参加チケットが入っています。
これでいろいろと出来ます。
ミニライブ(ミニラ)だったり、握手会だったり、ポスター交換だったり、
それぞれで1枚消費されるので、注意しなければいけません。
すごい商売だなと思いますが、たくさんCD買う人の気持ちは分からなくはないです。
握手会については、複数枚持っていることで多くの時間、交流できるそうです。
一応、ミニラも興味があったので時間的に厳しいかなと思いつつ、2枚入手しておきました。
握手会は、ヘルパーさんは握手しないとして、
ミニラってどうなるのかな。券2枚必要?と思い、一応問い合わせフォームがあったのでメールしましたが、返事の確認は出来ませんでした。
衝撃の発表
www.keyakizaka46.com1週間くらい前に、長濱ねるちゃんの卒業発表がありました。
ここ1ヶ月、休みがちだったのでファンの間で噂はあったようですが。
グループ卒業のニュースなんてありふれていて、今まで気にもしていなかったのですが、
これはショックでした。
卒業後が未定というのも不穏な空気で、芸能界引退となると残念でなりません。
この発表後、絶対に体調を崩せない一週間が始まってしまった。と思いました。
今年に入って既に感染症に2回もかかっていたのでいろいろと怖かったです。
何とか何事もなく当日を迎えることができました。
当日ミニライブ
前日の予定発表で、時間的にミニラは途中入場になることを確認。まぁ想定内ですが、
券の必要枚数が分からなかったので、行き当たりばったり感がある当日だなと思いました。
予想通り、真ん中くらいの時間からの参加でした。
途中入場が可能かどうかもよく分かりませんでしたが、係員に聞いて聞いて、
伝え伝えに行ったら、スムーズに入場できました。
券は1枚消費で、介助者分の引き換えチケットももらえました。
これは通常ルールがそうなっているのか、途中入場だったからめんどくさくて出したのか、
よく分かりません。
介助者のパイプ椅子も出てきました。
・カップリング曲「ヒールの高さ」
・欅坂46二期生の紹介
・黒い羊
以上を聴けましたが、オタたちに圧倒されました。
今まで様々なライブに参加してきましたが、雰囲気は特殊でした。
アンコールもあるのかなと思っていましたが、ありませんでした。
握手会前
一旦、全員退出させて一時間後に握手会開始でした。
同じ場所を握手会仕様に設営するのですから、運営さん、ご苦労様です。
車いすの人は、入り口で待ってもらってもどちらでもいいですよと言われました。
トイレに行きたかったので、少し外れの人がいないトイレを見つけることができました。
なんやかんや散歩したり、ポスター交換の行列を眺めていたら、
あっという間に開場時間に。
入場
列がめっちゃ出来ていました。
拡声器の人が「いつものように……」と説明していましたが、いつもを知らんがなと笑えました。
その横から先に入るのだから申し訳ないと思いつつ、入場。
しーんとしたポートメッセなごやの展示館の中が見れるのもなかなか貴重です。
荷物チェック
警備員がたくさん待機していました。
地元で雇われたと思われるバイトっぽいおじいさんに、カバンの中身をチェックされました。
ペットボトルのお茶は一口飲んでくれと言われ、ヘルパーが僕に渡そうとしたら、
おじいさん警備員「いや、あなたで。」
ヘルパー「え?これ、僕の飲み物じゃないから……」という奇妙なやりとりがあって、
結局、僕が飲みました。
友人から吸引器についても何か言われると聞いていましたが、特にありませんでした。
そして、それで終わりではありません。
別の人からのポータブル金属探知機のチェックがあります。
どういう状態が反応しているのかよく分からないのですが、
ヘルパーさんも僕も微妙に鳴っていました。
「うーん。ファスナーでも鳴ることがあるからなぁ。」と言われ、特に裸にされることもなく許可が出ました。
レーン
そして、レーンが25レーンもあります。
誰と握手しますか?とお兄さんに聞かれ、間違われないようにスマホで指差したら、
「長濱ねるさんですね」とはっきりした声で言われました。
障害者レーンは2つあるような感じでした。
そこに推しメンが担当レーンから来てくれるようでした。
待っている診察室に医師が駆けつけてくれるような感じです。
待ち時間
車いす以外の人は出されたパイプ椅子で待ちますが、全員が車いすという感じではないようでした。
障害者手帳の有無で決めているのかもしれませんが、僕に対して障害者手帳の提示は求められませんでした。拡声器に酸素マスクのフル装備で行ったから?
待っていると係員のお姉さんがやってきて、「さっき聞かれたかもしれませんが誰と握手しますか。」と聞かれました。
「あ、ねるちゃんですね」とレストランで注文を取るように紙にメモしていました。
一般の人の入場が始まり、すぐに長濱ねるちゃんのレーンに行列ができていました。
握手本番
突然、係員のお姉さんから「長濱ねるさんと握手する人は並んでください」と号令がかかりました。
レーンにいた人の半分くらいは、並び始めました。
他の並ばない人が誰とするのか気にはなりましたが。
付き添いの方は、中に入るかどうか選べるような感じでしたが、
ヘルパーさんはどちらでもいいような感じだったので、ついたての外で待機でした。
近づくにつれ、ついたての向こうで行われている気配が感じられます。
どんどん進みます。結構、早いペースです。
直前に荷物を置くカゴがあって、手を上げろ(命令口調ではないけど)と言われます。
直前の人が握手してる時点で、長濱ねるちゃんの姿を拝むことができました。
それで自分の番になり、間にある長机が邪魔で手が届かないなと思っていたら、
慣れたもので、言わずとも誰かがどかしてくれて、ねるちゃんがさっと近づいて握手してくれました。
可愛すぎて、女神すぎて、意識が喪失しそうになりましたが、
ねるちゃんが営業スマイルを感じさせない営業スマイルで、何か言ってくれました。
僕の不明瞭な声で一か八か、
「最後に会えて良かったです」って言ったら、
ねる「本当にねー。ありがとうね」と返してくれました。
本当にってのがウケたけど。
ねるちゃんの手は、少しカサカサしていて働くお母さんのような手をしていました。
あらためて重労働だよな…と思いました。
終わって
終わったあとのフワフワ感は、何か薬物をやったような感じなんでしょうか。
既にもう、ねるに会いたいという中毒症状が出ています。
最初で最後、ものすごい幸運でした。
並んている一般の方は、3時間、5時間待つの当たり前と聞くので、
30分くらいで握手できた僕は申し訳ないなと思います。
障害者ずるい。障害者バッシングになったら困りますが、
普段、日常生活で苦労してるので許してくれと思います。
実況しろっていう依頼があったからツイートしてる pic.twitter.com/JTNnqryXuj— 春田 康吏(はるた🌧️やすし) (@8luta) March 16, 2019
なんか知らんけど、今日はめちゃくちゃ楽しかった。ありがとう、ねる、さようなら、ねる。
運営もありがとう。— 春田 康吏(はるた🌧️やすし) (@8luta) March 16, 2019
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