メールマガジン「B-Search NEWS 2018年1月26日分」に寄稿した文章です。
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都会に行けば行くほど、街中には音があふれている。どこもかしこもBGMから何か注意を促すアナウンスまで無音になる瞬間はなかなかない。
某ショッピングモールのトイレの中でさえ、BGMと場内アナウンスがしっかり流れている。落ち着いて用も足せないと思うのは、ぼくだけだろうか。
そんな都会の中でも美術館や博物館は静かでオアシス的存在だと思っていた。しかし最近は、おしゃべりOKな美術館という機運も高まっているようだ。
さらに、電車内でクラシック音楽を試験的に流す試みも始まるようである。
参考URL : http://news.livedoor.com/article/detail/14209400/
どこもかしこも「音」を求めている。本当にそうなのだろうか。
確かにぼくは、パソコン作業をしているときは超集中したいときを除いては何かしらの音を流している。この原稿を書いている今もSpotifyでイージーリスニングを流している。
しかし、本屋に併設されてるカフェという新しい形態のお店の静けさに新鮮なものを感じたのも事実である。