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人は、雲一つない晴天のことを「いい天気」と言う。
反対に、曇りや雨だと傘や雨具なしでは到底いられない。
そこには、煩わしさや不快感が伴う。
曇りや雨は、一般的に人が嫌う対象だ。

ところが、この写真を見ていると、
天気は晴天だけがいいとは必ずしも言えないということに気づかされる。

人生も、晴れの日、曇りの日、雨の日、雪の日…。
いろんな日がある。
晴れの日ばかりでは、人間として成長もしないし、深みも出ないだろう。

よく見ると、水平線の彼方に一隻の船が進んでいるのが分かる。
ちょうど、雲のすき間から出てきたひとすじの光に向かっているようにも見える。

どんな人生も、雨が永遠に降り続けることはないのだ。

そんなことから、この写真を
A ray of light (ひとすじの光)と名付けた。